自家用車で友人と連れ立ってスキーに出かけるのは楽しいものですが、繁忙期などはとんでもない渋滞にはまることがあり肉体的に相当負担になります。そのため鉄道やバスを利用したスキーツアーを利用する人も多いでしょう。旅行会社も様々なプランを提案しており格安ツアーなるものもありますが、ツアーバスの事故が多発したことから安全面に考慮する人が多くなり、とにかく安ければいいという状況ではなくなっています。ツアー料金の中には交通費のほかに宿泊費、食事代が含まれているのが標準ですが、旅行会社によって内訳が違っていたり交通機関やホテルや食事のグレードに差がありますので、最低限の条件を決めてから選ぶようにしましょう。

なおスキーツアーの宿泊に関してですが、旅行会社にグループとして予約してもホテル側にそのことが伝わっておらず、同じツアーに参加している見ず知らずの人と相部屋になることがあります。ホテル側がそれぞれのツアーをひとまとめにして部屋割りを決めたときにこういうことが起こります。そのスキーツアーに用意されている食事用の座席が決まっている場合、仲間同士で集まって食事をしたくても、遅めに席に着くとバラバラに分かれて食べる羽目になります。また雪不足でゲレンデが滑走不可になった場合、事前にわかっていればツアー自体が中止となるのであきらめればいいのですが、いざスキー場に到着して滑走不可になると悲惨です。

滑れないスキー場でどうやって時間をつぶすのか途方にくれますし、勝手に帰るわけにもいけませんし、返金の対象にもなりません。